2006/05

旅の思いで




今日帰ってくると、新宮での写真と、欲しいと思っていても欲しいと言えなかった
チョー可愛いイワチドリが届いていました。
両方を眺めていると、旅の思い出を書きたくなりました。

家庭や仕事を離れ、自然に身を置き、新しい風物に接して歩くことは、
気分転換になり、ストレスの解消、心身のリフレッシュにつながる。
貝原益軒は「旅行して他郷にあそび、名勝の地、山水のうるはしきにのぞめば、
良心を感じおこし」と言っている。
旅をすることは、命の洗たく、身体と心を洗い清めてくれる。
高知から列車を乗り継いで9時間。
はじめて見るイワチドリは、初恋の人にあうようで、心がときめきます。





電車も大阪から和歌山へはいるとフジやツツジが咲いていて、
若葉とあいまっていっそう彩りを添える。
臨時停車した駅のホームの向こうには、青軸のツワブキを早くも発見。
重なりあいはてしなく続く紀伊山地と黒潮洗うまぶしい海の光景。
鮮やかな対照を見せる風景こそが南紀の魅力。





新宮駅に着くとプラットホームの芝生に生えているネジバナを発見。
斑入りはないかと探しながら改札口へ・・・・・。
熊野川河口に鎮座する熊野速玉大社は明るい南紀のイメージそのままに、
ひときわあでやかな社。






速玉大社境内にあるナギの巨木は樹齢千年ともいわれる天然記念物。






那智原始林を縫って流れ落ちる那智の滝。







浮島の森は新宮の町の中にあり、手付かずの自然が残された貴重な場所。
楽しいひと時をすごした場所でもあります。
ただ、ここに住んでいるメダカやカメが日本産でないのはチョット残念






今までに見たことのない、沢山のイワチドリに巡り逢える旅になりました。










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